初めてのGoogleフォーム:作り方と活用方法を紹介します!

こんにちは、吉井良平です。

新しいサービスを始めるにあたり、お問合せフォームをGoogleフォームで作ってみました。

実際にいろいろ使ってみると、今さらながらに「これってメチャクチャ便利じゃん!」と、さすがGoogle様だと感服している次第でございます。

一般的にはGoogleフォームはアンケートで使用することが多いと思いますが、Googleフォームの使い方は、アンケートだけではございません。

こういったブログのお問合せフォームとして使えたり、ふだんの仕事で名簿を入力したりすることにも使えます。

今回は、そんなGoogleフォームを初めて使う方に向けて、Googleフォームの作り方と使い方について、余すところなく紹介していきます!

実践的な内容にしたいということで、今回初めてGoogleフォームを作る方とのセミナー形式で紹介していきますね。

セミナーを受けていただいたのは、千葉県市川市で「馬場助産院 たんぽぽYOGA」を運営されている馬場佐希子さんです。(2回目の登場です)

馬場さんは、ヨガの会員さんのアンケートや、ブログのお問合せフォームに、Googleフォームを使ったらどうかな?と考えていらっしゃるようです。

Googleフォームの作り方

吉井
こんにちは!今日はよろしくお願いします。

馬場さん
こちらこそ、よろしくお願いします。

吉井
Googleスプレッドシートで顧客管理ができますが、会員さんの入力はGoogleフォームでもできます。

アンケートをとったり、ブログのお問合せフォームにも使えるので、今回はGoogleフォームの使い方を紹介しますね。

新規フォームの作成

吉井
Googleフォームは、Googleドライブの画面から作り始めます。

Googleドライブの画面から、左上の新規 → その他 → Googleフォームを選んでください。

Googleドライブの画面です

吉井
そうすると、新しいフォームができましたよね
馬場さん
できました。

吉井
では、肝心の質問を作っていきましょう

フォームのタイトルを設定する

吉井
まず最初に、このフォームのタイトルをつけてください。赤枠で囲んだ部分です。
フォームのタイトル

吉井
一番左上のフォーム名(下線を引いている部分)は、クリックしたらフォームタイトルと同じ名前にすることができます。
馬場さん
できました。

吉井
じゃあ、今回はアンケートを作るイメージで作っていきますね。

もう、ここに質問と回答形式をどんどん入力していくだけですよ。

質問と回答を作る

記述式の質問

吉井
まずは、名前を記入する欄を作りましょうか。

質問を入力する欄に、お名前と入力してください。

馬場さん
入力しました。

吉井
Googleフォームでは、質問に対してどういった形で回答を入力できるか、を設定することができます。

名前の場合は「記述式」になるので、右側の「ラジオボタン」って表示されているところをクリックして、「記述式」を選んでください。

回答する形式の変更方法
馬場さん
ラジオボタンって何ですか?

吉井
ラジオボタンというのは、その質問に対して一つしか回答できない場合に使うボタンのことです。
馬場さん
あー、男性と女性とか、こういう丸をポチッとするボタンのことですね。

吉井
そうです、そうです。あとは、20代、30代、40代とかも、そのうち一つしか選べないですよね。

ラジオボタンという言葉は、知っておくと、ちょっと得することがあるかもしれません^^

で、名前は記述式なので、回答の種類に記述式を選んでください。

で、次の質問を作るのは右側にある「+」マークをクリックします。

質問を追加する

吉井
じゃあ、次はメールアドレスの欄にしましょう。

これも記述式なので、名前と同じように設定していきます。

馬場さん
お名前とか、メールアドレスとか、必ず入力してもらいたい場合はどうするんですか?

吉井
必ず入力してもらいたい項目は、右下にある「必須」という部分をクリックして、必須項目にできますよ。
必須項目の設定

選択式の質問

吉井
次は、性別欄を作ります。

さっき出てきましたけど、男か女か、みたいなどちらかしか回答できない質問は、ラジオボタンで回答してもらうように設定します。

ラジオボタンでの回答

吉井
次は、趣味の欄を作りましょうか。

趣味みたいに、一つだけに回答が絞れない場合は、チェックボックスというのを使います。

複数の回答を可能にする場合は、チェックボックスです。

馬場さん
ラジオボタンは丸で、チェックボックスは四角ですね。
チェックボックス

吉井
次は、プルダウンの例として、お住まいの都道府県の欄を作ってみます。

プルダウンは、ラジオボタンと同じように、どれか一つを選ぶために使う形式ですが、項目がたくさんある場合に使います。

これがラジオボタンだったら大変です。
馬場さん
これ作る時にはずらずらっと表示されますけど、実際に利用する方が入力する時には、どんな風に表示されるんですか?

吉井
実際の入力画面が気になる場合は、フォームの一番先頭まで戻ってもらって、上の方に目のアイコンがあります。

ここをクリックすると、今作ってるのフォームがどんな感じに見えるのか、実際の入力画面を見ることができますよ。

プレビューボタン
馬場さん
分かりました。

このプルダウンは、レッスンの予約を受け付けるのに、10:00、10:30、11:00とか時間を設定しておいて、その中から選んでもらうのにも使えますね。

少し難しい選択式の回答

吉井
次は、均等目盛りというのを使ってみますね。

満足度の調査なんかで、5が大変満足、1がかなり不満、みたいになっている、5段階評価のアンケートってありますよね。

そういう場合は、均等目盛りというのを使います。

だいたい5段階評価が多い思いますが、0 ~ 10までの目盛りを作ることができます。

均等目盛り

吉井
最後に、選択式(グリッド)というのを使ってみます。

これもラジオボタンの一種ですが、同じような質問が並ぶ場合に、一つずつ質問を作るよりも、一気に質問を表示して、一気に回答してもらった方が便利な場合があります。

説明するよりも、見た方が早いと思うので、実際に作ってみますね。

行(縦方向)に教科の名前を入れて、列(横方向)に好き嫌いを入れてみました。

行に教科、列に好き嫌いを入れてみた場合

吉井
これを、さっきの目のアイコンを押してプレビューすると、こんな感じになっています。
表形式の回答フォーマットができてます

吉井
選択式(グリッド)の回答形式だと、こんな風に一気に回答をすることができます。

日付と時間

吉井
あとは、日付と時間を指定することができます。

それぞれ、回答形式のところに、日付、もしくは時間と指定すれば大丈夫です。

日付の指定
時間の指定

吉井
あと、そういえば記述式は、短文と長文が指定できますが、設定できる回答の種類はこれだけです。

結構、かんたんに作れますよね。

馬場さん
なるほど~

アンケートはすぐ作れそうですね。

外観(見栄え)を調整する

吉井
入力フォームって、今のままだとちょっと色的に重々しい感じがしますよね。

一番上にパレットのアイコンがあるので、ここから見た目を調整していきましょう。

見た目の調整をします

吉井
背景の色の調整は、この中から好きな色を選ぶだけです。
お好きな色を選んでください
馬場さん
かんたんですね~

吉井
この中で、一番右下の分だけ色じゃないんですけど、これを選ぶと背景に写真やイラストを設定することもできます。
一番右下を選ぶと・・・
背景に写真やイラストを設定することができます

吉井
馬場さんの場合は、助産院なので子供向けを選んでみましょうか。

かわいらしいイラストを設定できますよ。

馬場さん
え~、すごいですね。

吉井
本当、すごいですよね~。

入力できるようにする

吉井
これでひとまずはフォームが出来たので、入力できるようにしてみましょう。

右上に、送信というボタンがあるので、そこをクリックしてみてください。

送信ボタン

吉井
送信を押すと、どのような形で、作ったGoogleフォームのアドレスを連絡するか、選ぶことができます

メールを選ぶと、入力フォームのアドレスをE-MAILでお知らせすることができます。

リンクは、ブログやホームページにリンクアドレスを貼る場合です。

埋め込みは、ブログやホームページに、このフォームを埋め込む場合に使います。

右上のソーシャルのボタンは、それぞれGoogle+、facebook、twitterに、このフォームを投稿することができます。

アドレスをお知らせする方法を選択する

吉井
では、さっそく試しに回答してみましょうね。

回答と集計

馬場さん
回答してみました。

吉井
僕も回答してみました。

で、回答すると、さっきのフォームの「回答」タブのところに、数字が出てきます。

回答数が出てきます

吉井
で、回答という文字をクリックすると、なんと自動的に集計されているのです!
グラフも自動的に出てくるのです
馬場さん
あーこれは、便利ですね^^

吉井
これだけでも十分便利なんですけど、この回答結果をGoogleスプレッドシートに落とし込むこともできるんです

右上の緑色のボタンを押してくださいね。

スプレッドシートもできます
馬場さん
え~、そんなのあるんですね~。スゴイです。ふふっ

吉井
これ、本当に便利ですよね~。

Googleスプレッドシートからエクセルに落とし込むこともできるので、やろうと思ったらエクセルでの加工もできます。

馬場さん
じゃあ、今、会員さんに登録時にプロフィールを紙に書いてもらって、それをパソコンで入力しなおしてるんですけど、Googleフォームにして家で入力してもらったりするといいんですね。

プロフィールを書くのに、初回は少し早く来てもらうようにしているんですけど、それもしなくてよくなりますね。

吉井
そうです、そうです。

これ、スマホから入力もできるので、わざわざパソコンを立ち上げなくても良いですしね。

リンクアドレスをQRコードにして印刷して置いておけば、その場で入力してもらっても良いですし。

QRコード変換ソフトは、検索すれば無料のものがあります。
馬場さん
一つのフォームに対して、一つのスプレッドシートができるということですよね。

新しく回答された分は、そこにどんどん溜まっていくんですよね。

吉井
そうです、そうです。

フォームの修正や細かい設定など

馬場さん
これ、一回作ってから、後から「この質問は必要なかったなぁ」「この質問を追加したいなぁ」って、変更することはできるんですか?

吉井
質問を削除したり、追加することもできますよ。

質問を追加した場合は、質問の順番が入れ替わったりするので、質問の位置をドラッグして順番を入れ替えてくださいね。

質問の順番は、ドラッグで変更できます。
馬場さん
あと電話番号とか、メールアドレスとか、たまに間違って入力する人がいるじゃないですか。

そういうのって、このフォームでチェックすることってできるんですか?

吉井
その点は、あまりうまく対応できてないみたいなんですよ。

とりあえず、データの入力規則という機能があって、ある程度まではチェックをすることができます。

電話番号だったら10文字以上じゃないとエラーにするとか、メールアドレスだったら@が入ってないとエラーになるとか、現状はそのぐらいまでしか設定ができません。

この辺は、グーグルの機能向上を待ちましょう^^

データの入力規則
メールアドレスは、テキストにして、メールアドレスと指定する

応用方法

馬場さん
アンケートはこれで作れそうですけど、実際にアンケートをとるのって、サービスを提供したすぐ後に、その場で書いてもらった方が回収率が上がりますよね。

吉井
そうですね。その場で書いてもらった方が、回収率は高いと思います。
馬場さん
そう考えると、私はアンケートにはあまり使わないかな、って思うんですけど・・・

吉井
Googleフォームって、ユーザーさんに直接入力してもらうだけじゃなくて、自分自身もこれで入力できるんです。

なので、アンケートは紙でとっておいて、自分で入力するのはこのフォームで行うと、わざわざ集計する必要がなくなるので、そういう使い方もできますよ。

馬場さん
あー、なるほど~。

でも、1人で10人分とか入力できるんですか?

吉井
これは、1人1回に回答を制限することもできるし、1人で何回も回答できるようにもできるし、自由に設定できるんです。

一番上の、歯車のアイコンをクリックすると、設定というのが出てきます。

ここで、1人1回に入力を制限したり、しなかったりできます。

入力回数の制限

吉井
あと、設定のプレゼンテーションから、1回入力し終わったあとで、連続して次に入力できるようにするかも選べます。
設定のプレゼンテーション

吉井
なので、お客さんに入力してもらう場合は、1人1回にしておいて、次の入力もできないようにしておいた方が良いですね。

自分で入力する場合は、何回でも入力できるようにしておきます。

馬場さん
お客さんに入力してもらう場合は、プレゼンテーションの確認メッセージも、「ご回答ありがとうございました」とかにしておいた方が良いですね。

ブログなどのお問合せフォームとして使う場合

馬場さん
あと、Googleフォームってこんなに便利だったら、こういうブログとかのお問合せフォームにも使えると思うんですけど、あまり使ってるの見ませんよね。

なんでなんでしょう?

吉井
なんででしょうね??

まぁ一つには、自動返信メールが送れないというの理由があるでしょうね。

馬場さん
でも、たまに自動返信メールが送られてくる場合もあるような気がしますけど・・・

吉井
これは、そのままの機能だと、自動返信ってできないんです。

ちょっとしたプログラムを付け加えると、自動返信メールが送れるようになります。

この辺は少し難しくて話が長くなるので、これはまた次回に、自動返信のプログラムの作り方を紹介しますね。

馬場さん
メルマガの登録なんかは、気軽に登録してもらえるよう、今のフォームで問題ないんですけど、たまにしっかり書いて欲しい場合もあります。

そんな場合は、今ブログで使ってる問合せフォームより、Googleフォームの方が楽だし、集計もできるので良さそうです。

まとめ

今回は、Googleフォームの作り方と使い方を、実践形式で紹介しました。

僕も使ってみてすごく便利だということを今更ながらに発見したので、積極的に紹介していきます。

今回作ったフォームは、下記のリンクから確認できます。

自動返信メールも動くようにしてあるので、どんな感じでメールが届くのか興味のある方は、入力してみてくださいね。

私の方では回答の中身は確認しませんので、名前とかコメントは適当で構いません。

(あまりいないとは思いますが)逆に、私宛てにメッセージを記入されても、私は回答を見ることが無いと思いますので、マジメなことは書かないでください^^

ここをクリックすると、今回作ったフォームが開きます。

 

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