マンダラートのテンプレート(エクセル)

こんにちは、デスクワークラボの吉井良平です。

 

コンサルティングに、「マンダラート」というツールを愛用しています。発想法にも使えますし、業務の洗い出しにも使えて、とても便利です。考えられた方は素晴らしいと思います。

ちょっと自分が使いやすいように改造したエクセルを作ってみましたので、公開してみます。

 

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マンダラートとは?

 

3 x 3 のマスに、思いついたことを埋めていく発想法です。

仏教の曼荼羅(まんだら)のように、真ん中に本尊を置いて、周りを関連した事柄で取り囲んでいきます。これを2回繰り返すと 8 x 8 = 64種類のアイディアが出来ます。

 

分かりにくいかもしれないので、具体的に手順を書いていきますね。

 

第一段階

 

まず、真ん中に考えたいことを記入します。

これは、1年後の目標とか、仕事上の課題とか、何でも良いです。とにかく、問題となっていることを書いてみて、周りに思いついたことをどんどん書いていきます。

 

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※これは、エクセルの動画講座を作る前に、どんな内容にしようか考えた時の例です。

 

第二段階

 

次に、第一段階で作った 8個の関連事項について、また同じように周りに思いついたことを書いていきます。

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これは、関数で広げてみた例です。

最後の8番目は正直思いつかなかったので、無理やり考えると「お役立ちランキング」という、これまでとは種類が違ったアイディアが出てきました。

 

発想法で使う時は、必ずマスを埋めるのがルールです。最後にひねり出した答えが、面白くて可能性があるものになる可能性が高いとのことで、実際にそうだと思います。

 

第三段階

 

第一段階と、第二段階で出来上がったものを、全体で眺めてみると、64通りのアイディアが出ています。

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中心となる問いから、どんどんアイディアが広がってる感じがして、面白いですよね。

 

この中で、「これは面白い!」というアイディアがあれば、またそれを本尊においてマンダラートを作り始めれば、無限にアイディアが出てきます。

 

いろいろなやり方

 

今回は、エクセルで作ってみましたが、考案者の今泉浩晃さんはウェブ版をおすすめされているようです。

ウェブ版のリンクを貼っておきますので、興味のある方はご覧下さいね。

マンダラート

 

また、紙で作成することをおススメされている方もいらっしゃいます。確かに紙に書き込んでいくのも良いですね。

作成したエクセルに、無地のフォーマットを入れているので、必要な方はA3に拡大印刷するなどして、使ってみてください。

 

私自身は、後でデータとして残したいので、エクセルで作ったという感じです。

 

ほとんど同じような内容で、マンダラチャートというやり方もあります。何が違うのか、正直良く分かりませんでしたが、マンダラチャートの方は手帳が出ていたりするので、行動管理に使うんでしょうかね。

こちらは、松村寧雄さんという方が開発されたようです。

 

エクセルファイルの使い方

 

エクセルファイル自体に使い方を書いているので、そんなに必要はないかもしれませんが、一応使い方の説明を書いておきますね。

マクロが必要ない方は、「81マス」シートを普通に印刷して使っていただければ。私も、実際に現場で使う場合は、A3に拡大して印刷して使っています。

 

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はじめに

 

「はじめに」シートに、作成開始ボタンがあるので、それを押すと作成開始です。

いきなり次のシートから作り始めても、実は問題ありません。

前回のデータを消すために、この「はじめに」ボタンを置いています。

 

第一階層を埋める

 

第一階層のマスを全部埋めたら、右上の「第二階層へコピー」ボタンを押してください。

内容が、「第二階層」シートにコピーされます。

 

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第二階層を埋める

第二階層は、8項目あります。

8項目の8マスを全て埋めたら、一番上まで戻っていただいて、緑色のボタンを押してください。

すると、マンダラートと、TODOリストができます。

 

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マンダラートとTODOリスト

 

出来たマンダラートは、見栄えを調整するなりして、印刷してどこかに貼っておくなど、ご自由にお使いください。

「1年後の目標」とか、計画を作る目的で作られる場合に、「TODOリスト」が同時に作成されるようになっています。まぁ必要なければ削除しちゃってください。

 

 

活用例

よくネットでは、大谷翔平選手の高校生時代のマンダラートが例に出ています。

目標を立てる時に、ブレインストーミングの時に使う方法が主流ですね。

私も、クライアントの方が新事業の案を作ったり、ホームページのコンテンツを考えたりする際に、ブレーンストーミングの意味合いで使うことがあります。

アイディアに困っている方は、何人かにこれをやってもらって収集することで、相当な数のアイディアを集めることができます。

 

あと、業務改善のコンサルティングをする際に、現状の業務一覧を作る際にも、すごく便利です。クライアントさんの業務そのものなので、実例を出すことができないのですが、かなりいい感じで業務一覧ができます。

業務の引継ぎで、引継ぎマニュアルを作らないといけない方とか、すごく使えると思いますよ。

 

SWOT分析をしたりするときも、社員さんに聞いてもなかなか強みや弱みが出てこないこともありますが、これを使うと結構バンバン出てきます。

かなり、万能なツールです。

 

実際に使ってみて

 

実際に使ってみると、ほとんどは頭の中にあることなんですが、それがある程度系統だって出力されてくるので、非常に便利です。

いろんな発想法の中でも、かなり使い勝手の良いものです。本当素晴らしい。

 

マンダラート、おすすめです!

 

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