今月のコラム
先月、先々月とメールマガジンをお休みして、久々にコラムを書いています。
2024年は、能登半島で発生した地震によって幕開けしました。
私が住んでいる広島県東広島市も2018年に豪雨災害に被災しましたが、その時よりも状況は過酷のように思われます。雪の多い地域で、冬に被災されるということは、本当に大変なことだと思います。
被災された地域の一日も早い復興を祈念いたします。
X(Twitter)で流れてきた動画で見ると、能登半島では2021年から原因不明の小規模な地震が多発していたようです。
【能登半島地震】全ての地震を可視化してみたら想像を絶するヤバさだった(2020年〜2024年/クライシスTV
もちろん研究者も異変をとらえていたのですが、火山活動以外でこれだけ地殻変動があることは稀であるため、大規模な地震があることを予知できていなかったことが、今回の被害の大きさにつながっているということです。
先ほどの動画を見ると、大地震の予兆があったことが良く分かり、今回の地震を契機に、研究者の予測精度も上がることと思われます。
自然災害だけではなく、社会的な事件でも、事件が発生する前に予兆があることがあります。
先日も、愛媛県でストーカー殺人と思われる事件が発生していましたが、事前に警察に相談という予兆があったものの、事件を未然に防ぐことはできていませんでした。
地下鉄サリン事件の前には松本サリン事件という予兆があり、福知山線脱線事故の前には、直前の駅でのオーバーランによる遅延がありました。
仕事でも同じことで、大きな出来事が起こる前には、小さな予兆があるものです。
私の経験上でも、大きなミスがあった際には、忙しい時に綱渡りで仕事をしていて、どこかで破綻してしまう、ということが何度かあります。
後から考えると、「ちょっと無理だったな」と思うのですが、その時は「なんとか行ける」と楽観的に考えてしまう性格的な問題もあります。
仕事の可視化に関しては、やはり日報をきちんとつけて、それを数値化して日々確認していく仕組みが有効です。 問題が大きくなると手が付けられなくなるため、日々のレベルで異常が出ていないか、日々解決していきましょう。
日報の仕組み作りについては、先日より紹介しているピジョンクラウドや、手書きの場合はAIOCR(AIによる手書き読み取り)等、新しい技術が活用できます。
日報作成、日報の運用にお悩みの方がいらっしゃいましたら、デスクワークラボまでご相談いただければ幸いです。
今月のブログ更新
昨年は「ピジョンクラウド」というツールを発見したことが、私の中では大きな成果でした。
ピジョンクラウドは、キントーンのようなノーコードのWEBデータベースツールで、キントーンより安く、機能も豊富で、とても良いと思います。
ピジョンクラウドを使って生産管理システムを作った例をブログにしていますので、製造業の方はご参考にしていただければと思います。
今月のトピックス
①マイクロソフト365を使用した電子帳簿保存法対応
Microsoft 365 電子帳簿保存法対応に関するホワイトペーパー 公開
電子帳簿保存法への対応で、システム屋さんから営業を受けている方も多いと思います。
マイクロソフト365をお使いの企業であれば、365の機能の中で対応する方法をマイクロソフトがまとめていますので、ご参考ください。
②クラウドサービスを利用する際のセキュリティ対策
先ほど私が紹介したピジョンクラウドや、マイクロソフト365等、クラウドサービスを使うことが増えています。
総務省がセキュリティ対策をまとめたサイトを作っていましたので、紹介いたします。