【無料】中小企業のDXを推進するテンプレート集

会社でデジタル化、DXを推進することになり、「どうやったら良いのか」とお悩みの方のために、私がコンサルティングをする際に使用しているツール(エクセルテンプレート)を提供することにしました。

2016年の創業以来、自分自身で作成したものもあり、お仕事でご一緒したコンサルタントの方が使われていたものを真似して作ったものもあります。

中小企業でDXを進めていくうえで必要なフォーマットはそれなりに揃っていますので、自社のDXを進めていくうえでご活用いただけますと幸いです。

なお、全てのフォーマットを使うことは実際には無く、必要に応じて使い分けを行っていますので、フォーマットの使い方を簡単に説明していきます。

※スパム対策のため、外部サイトに飛びます。

目次

テンプレートをまとめたシートです。

各テンプレートには、シートのリンクが貼ってあります。

このエクセルファイルを埋めていけば、DXのプロジェクトが進行していく形にしています。

事前準備フェーズ

DXプロジェクトを開始する前の準備段階で使うテンプレートです。

プロジェクト体制表

プロジェクトの体制を記載する表です。

実際のデジタルツールを導入するフェーズで体制表を作ることも多いですが、このテンプレートでは一番最初に作る形にしています。

責任者、担当者がはっきりしていないプロジェクトは動いていかないので、分かっている範囲だけでも、最初にまとめておいた方が良いと思います。

なお、プロジェクトマネージャーを決める際に、「パソコン、デジタルに詳しいから」という理由で決めると、後で問題が発生します。(パソコンが詳しい若い者に・・・としてしまう場合もあります)

自社の業務に詳しい人、変化に柔軟な人、プロジェクトを推進できる人(各部署に顔が利いて調整できる)、真面目であきらめない人、ストレス耐性が高い人、等が求められる要件です。

実際、私が会社員時代に、受注システムの刷新プロジェクトリーダーを務めた際は、初期トラブルも多かったため、営業・物流から毎日のようにクレーム電話を受けて、かなり精神面がやられます。残業が多発した際に、労働組合からガチで詰められた時は、なかなかのプレッシャーでしたが、どこかでストレスを解放できる人じゃないと難しいです。

デジタルの知識は、弊社のようなコンサルタントや、商工会議所等の支援制度を使えば補完できますし、プロジェクトを進めていくうえで、少しずつ詳しくなっていくはずです。

また、DXは部署単位ではなく、全社視点で進めていくものです。(データが「繋がる」のが、DXで生産性が向上する源泉です)

なのでプロジェクトメンバーは、一つの部署に偏らないようにしてくださいね。

会社情報

これはコンサルタントが初めてその会社に訪問した際に、情報をまとめておくためのテンプレートです。

社内で進める場合は必要ない部分も多いですが、頭の整理には良いと思います。

また、途中からコンサルタントに加わってもらう場合にも、こうやって会社情報をまとめておくと、説明の手間が省けて、スムーズに支援が受けられるようになります。

DXとは、「デジタルによって仕事を変えて、生産性を向上させること」ですが、デジタル化はあくまで手段です。デジタル化によって「経営理念」「経営ビジョン」を達成するのが目的です。

プロジェクトを進めていくと、手段が目的化してしまうことも往々にありますが、そうならないように、経営理念やビジョン(5年後、10年後に達成したい姿)を、この段階であらためて確認しておきましょう。

判断に迷った時に、「経営理念」「経営ビジョン」が、判断の指針になります。

ビジネスモデルキャンヴァス

これは、コンサルタントがその業界に詳しくない場合に、その会社のビジネスを全体感として把握するためのテンプレートです。

私もあまり詳しくない業界の仕事をする場合は、ビジネスモデルキャンヴァスを使っています。(たまにですが)

会社の仕事の流れを一枚で把握できる、という意味では優れたものなので、必要があればお使いください。

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