こんにちは、「仕事を楽に回そう」デスクワークラボの吉井良平です。
今回は、印刷をする基本的な方法をマスターしましょう。
資料として作った表は、印刷する必要がありますよね。
印刷も細かい設定はいろいろありますが、まずはとりあえず印刷できるようになっておきましょう!
(この記事は、エクセル動画教室の第14回目です。記事の一覧は「無料オンライン動画教室もくじ」から確認できます。)
今回の動画
今回の教材
教材のエクセルファイルをダウンロードして、動画で紹介したワークをしてみてください。
ワークが無事できたら、次のレッスンに進みましょう。
↓ 次のレッスン ↓
文字の書き起こし
今回は、エクセル初級編の第14回「印刷をする方法」です。
印刷までできれば、一通りエクセルの基本的操作方法は終わったので、次回から中級編に移ります。
今回のレッスンの目的
今回のレッスンの目的は、「印刷ができるようになること」です。
印刷の基本
印刷の基本は、まずプリンターを選択します。
その次に、用紙の向き、サイズを確認します。
続いて1ページに収まるかどうかを確認して、問題なければ印刷をします。
では、実際にやってみましょう。
印刷の方法
印刷をする方法は、3通りあります。
まず「クイックアクセスツールバー」の、印刷プレビューボタンを使用する方法です。
「クイックアクセスツールバー」とは、エクセルの一番左上にあるボタンのことです。ここに、書類と虫眼鏡のマークのボタンがあります。
もし印刷プレビューのボタンが無い場合は、右側の矢印(▼)ボタンを押して、「印刷プレビュー」にチェックを入れてください。ここにチェックを入れると、ボタンが表示されます。
ファイルタブから、印刷を選ぶ方法もあります。
慣れたら、Ctrlキー + P のショートカットキーでも、印刷プレビューを表示することができます。よく印刷する人は、このショートカットを覚えましょう。
印刷プレビューの画面で選択できること
印刷ボタンを押すと、印刷ができます。
部数の欄で、印刷部数を増やすことができます。
プリンターの欄で、印刷するプリンターを選ぶことができます。
PDFファイル、XPSファイルにしたい場合は、ここのプリンターの選択から、PDFやXPSファイルを作ることができます。
なお、プリンターのプロパティ欄を選択すると、モノクロ印刷の指定をすることができます。カラー印刷だと高いので、費用削減でモノクロにする場合は、ここから選択してください。
紙代を削減する場合は、「片面印刷」を「両面印刷」に変更すると、両面に印刷ができます。両面印刷にすると、資料のボリュームを減らすこともできます。
複数ページを部単位で印刷するか、ページ単位で印刷するかも選ぶことができます。通常は仕分けが必要なくなるので、部単位で印刷することが多いです。
「縦方向」か「横方向」で、用紙の向きを設定することもできます。
用紙のサイズも選んで、A3の場合はA3とか、印刷したい用紙のサイズを選びます。
余白の設定では、印刷部分の余白の広さを指定することができます。
エクセルの標準だと、少し余白が広すぎるので、「狭い」にするか、ユーザー設定で余白の幅を調整することができます。
作った表のサイズそのままで印刷する場合は、「拡大縮小無し」のままにしておきます。
印刷がちょっとだけはみだして2ページになってしまう時などは、ここで1ページに収まるように、サイズを調整します。
用紙の向き
縦方向に長い表であれば、縦方向で印刷します。
横方向に長い表であれば、横方向で印刷します。
表の種類によって、印刷の向きを使い分けてください。
拡大縮小の調整
そのままの表のサイズだと、印刷が少しだけはみ出る場合があります。
そんな時は、拡大縮小して1ページに印刷できるようにします。
印刷プレビューをすると、エクセルシートにページが分かれる部分に点線が出てきます。
慣れたら、この辺もいろいろ調整してみてください。
今回のワークの紹介
今回のワークは、実際に印刷の向きを変更して、印刷をしてみてください。
今回で初級編は終わりです。今後も、どんどんエクセルの学習を進めていきましょう!