こんにちは、「仕事を楽に回そう」デスクワークラボの吉井良平です。
今回は、エクセルで範囲を選択する方法をマスターしましょう。
これまでは一つ一つのセルの選択しか行なっていませんでしたが、複数のセルを同時に選択することもできます。(複数のセルのことを、範囲といいます)
エクセルで表を作っていく際、その時々に応じた範囲の選択方法を知っておくと、作業効率がだいぶ違ってきます。
2~3秒の作業が1~2秒になるだけでも、積もり積もれば大きな差になります。
範囲指定の方法を、まず知っておきましょう!
(この記事は、エクセル動画教室の第9回目です。記事の一覧は「無料オンライン動画教室もくじ」から確認できます。)
今回の動画
今回の教材
教材のエクセルファイルをダウンロードして、動画で紹介したワークをしてみてください。
ワークが無事できたら、次のレッスンに進みましょう。
↓ 次のレッスン ↓
文字の書き起こし
今回は、エクセル初級編の第9回、範囲の選択方法です。
範囲の選択方法を覚えて、効率的な操作をしましょう。
今回のレッスンの目的
今回のレッスンの目的は、「範囲の選択方法をマスターする」です。
今後いろいろ表を作っていくことになりますが、その表作りの準備です。
それと、範囲の選択方法にはいろんなやり方があるので、今からいろいろやっていく前に、効率的な操作方法を知っておきましょう。
範囲の選択とは?
範囲の選択とは、複数のセルを同時に選択することです。一つのセルだけじゃなくて、複数です。
範囲の選択方法には、マウスを使う方法と、キーボードを使う方法があります。エクセルの基本的な使い方なので、マスターしておきましょう。
では、実際にやってみます。
範囲の選択方法
まず、セルを選択してから、マウスでドラッグする方法があります。
ドラッグというのは、マウスの左側をクリックしたまま、グググッとマウスを移動させることです。
これで範囲が選択できます。
Shiftキー+方向キーでも、範囲を選択することができます。
最初のセルを選択しておいて、Shiftキーを押しながら矢印で移動していきます。
表が小さい場合は、マウスを使うよりも、キーボードだけで行えるので早いです。
こういった形で、いろいろ見た目を変更することができます。
最初のセルを選択しておいて、Shiftキーを押しながら、最終のセルをマウスでクリックすることで、範囲を指定することもできます。
また、最初のうちは無理に覚えなくても良いのですが、CtrlキーとAを押すショートカットでも範囲を選択できます。
表の中の適当な位置を選択しておいて、CtrlキーとAを同時に押すと、表のすべてが選択できます。
大きな表の場合は便利です。
行や列の選択
行の番号や列の番号(数字やアルファベット)をクリックすることで、行全体、列全体を選択することもできます。
クリックしたままドラッグすると、複数の行や列を選択することもできます。
離れたセル、行や列の選択
離れたセル、行や列を選択することもできます。
Ctrlキーを押しながら、飛び飛びのセルをクリックすると、そのクリックしたセルのみを選択することができます。
最初のうちはあまり使うことはありませんが、離れたセルや行も選択できるということを、覚えておいてください。
右下に合計などが表示される
範囲を選択すると、実は右下に「合計、平均、データの個数」などが表示されます。
集計などする時間がない場合は、ここを見てパパッと合計を把握することができます。
今回のワークの紹介
今回のワークは、実際にそれぞれの方法で、範囲を選択してみてください。
今回のレッスンは以上です。