こんにちは、デスクワークラボの吉井良平です。
早いもので、今年も半分が終わってしまいました。
皆さんの今年の計画の達成度合いはいかがでしょうか?
私は、今年は年始にだるまを買ってきて、計画を達成したら目を入れようと思っています。
計画に対する進捗は悪くはないものの、もうちょっと頑張らないとな、という感じです。
今月から、トピックスというか、IT化・デジタル化に使えそうな情報を投稿していこうと思います。
国の補助金・助成金情報
まずは、今年度の定番の補助金からです。
IT導入補助金 (https://www.it-hojo.jp/)
IT導入補助金は、欲しいソフトがあって、そのソフトが「IT導入補助金の対象になっていれば」とても使い勝手の良い補助金です。
自社用にオリジナルでシステム開発をしてもらう場合には、IT導入補助金は使えません。よって、汎用ソフトが無い業界にとっては、あまり使い勝手はよくないのは事実です。
補助金を審査する側に立って考えると、よく分からないソフト・よく分からない業者が入ってくると、審査が大変になるという側面があるので、それはそれで仕方がないのかな、というところです。
今回から、新しく「セキュリティ対策推進枠」という枠が出来ています。
自社のセキュリティ環境に不安がある方は、IT導入補助金の活用も考えてみても良いと思います。
ものづくり補助金(https://portal.monodukuri-hojo.jp/index.html)
汎用ソフトがなく、自社でオリジナルでシステムを作る場合は、ものづくり補助金(通称もの補助)で申請することになります。
もの補助は、申請書類を作るのがなかなか大変ですが、欲しいものがあれば、頑張って書いてみてください。
商工会議所等の支援機関で、申請書類を作る支援をしていただけると思います。
小規模事業者持続化補助金
会社が小規模事業者であれば、持続化補助金もシステム化に使えます。
補助金額の上限がもの補助よりも低いですが、その分、申請書類も少なくて済みます。
持続化補助金、申請してから採択されるまでの時間が長いのが難点かな・・・と思います。
なお、補助金事務局のホームページアドレスを掲載していないのは、自分の会社の管轄地域が、商工会議所なのか商工会なのかで、事務局が変わってくるからです。
こういうのも、一本化して欲しいな、と思います。
事業再構築補助金(https://jigyou-saikouchiku.go.jp/)
上記の3つは、ずっと定番の補助金ですが、昨年度より「事業再構築補助金」なるものが始まっています。
コロナで影響を受けた業種が、新分野に展開する、または事業転換する場合に使える補助金です。
こちらも申請がなかなか大変ですが、しっかり事業計画を練っている方には、とても良い補助金だと思います。
人材開発支援助成金(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html)
「会社をデジタル化したい、だけどデジタル化を進める人材がいない・・・」という方もいらっしゃると思います。
そんな時には、デジタル化に関する教育をした場合に、教育にかかる費用を助成してもらえる制度があります。
とても良い制度だと思いますので、人材に関するお悩みがある場合は、お申込みをされてはいかがでしょうか。
広島県の補助金・助成金
各自治体も、各種補助金を出しています。
自治体の補助金は、国の補助金よりは通りやすいことが多いので、ご自分の自治体の情報をチェックされてはいかがかと思います。
令和4年度テレワーク導入着手支援事業補助金(https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hint/04terewa-kuchakushu.html)
テレワーク未導入の会社に、専門家を派遣する事業です。(私も、この事業の専門家の一人です)
専門家との打ち合わせの間に、「こんなツールがあったら良いよね」というモノに関しては、10万円分の補助があります。
「テレワークなんて、うちには関係ない」という方もいらっしゃると思いますが、事務所じゃないとできない仕事を見直すことで、思ってもみなかった生産性向上効果が出る場合もあります。
少しでも興味をお持ちになれば、応募していただければと思います。
まとめ
コロナ禍の景気回復策として、今後も補助金がどんどん出てくる可能性があります。
補助金があるから活用する、というと失敗することが多いですが、自分がやりたいことに補助金が使えるのであれば、使わない手はありません。
小規模事業者へのIT支援は補助金を活用することも多いので、今後も情報を提供していきたいと思っています。