エクセルの折れ線グラフの作り方と作成上の注意点(動画付き)

 

こんにちは、「仕事を楽に回そう」デスクワークラボの吉井良平です。

 

今回は、折れ線グラフの作り方です。

折れ線グラフは、「値の変化を見る」ためのグラフです。

ただ数字だけを見ただけでは、「どのぐらい増えているのか、減っているのか」が感覚的には分かりません。

そんな時には折れ線グラフで線の傾きを見ることで、データの意味がより分かるようになります。

 

作り方は簡単なので、時系列でデータを見る場合には、ひとまず折れ線グラフにしてみて、データを「見える化」していきましょう。

(この記事は、エクセル動画教室の第21回目です。記事の一覧は「無料オンライン動画教室もくじ」から確認できます。)

 

今回の動画

 

今回の教材

教材のエクセルファイルをダウンロードして、動画で紹介したワークをしてみてください。

ワークが無事できたら、次のレッスンに進みましょう。

 

ダウンロード

 

 ↓ 次のレッスン ↓

円グラフの作り方と作成上の注意

 

 

棒グラフの作り方

 

今回は、エクセル中級編の第7回、「折れ線グラフの作り方」です。

前回の棒グラフに続いて、データをグラフ化して、目で見えるようにしましょう。

 

今回のレッスンの目的

今回のレッスンの目的は、「折れ線グラフが作れるようになること」です。

データをグラフ化することで、見える化することができます。

 

ただの数字の状態だと、なかなか人間の頭では「どういう意味があるのか」分かりにくかったりします。

グラフにすることで、目で見える形になり、そのデータの意味がよく分かるようになります。

 

データの意味がよく分かるようになれば、分析能力が上がります。

資料として作る場合は、相手もよく分かるようになり、プレゼン能力も向上します。

 

 

目的によってグラフを使い分けよう

前回も紹介しましたが、基本的なグラフは、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの3種類です。

 

棒グラフは、売上高などのデータの「大きさの比較」のために使います。

 

折れ線グラフは、データの変化を見るためのグラフです。

円グラフは、全体に占める割合を比較するためのグラフです。

 

今回は、その中の折れ線グラフの作り方です。

 

 

折れ線グラフ作成上の注意

折れ線グラフは変化を見るためのグラフなので、棒グラフとは違って、最小値を変更していきます。

最小値をいくつに設定するかによって、全く見え方が違ってきます。

資料の目的によって最小値を変えていく必要があるので、気をつけて運用しましょう。

 

 

実際に折れ線グラフを作る方法

折れ線グラフを作るには、まずグラフにするデータの範囲を選択します。

その状態で、挿入タブ→折れ線グラフの挿入ボタンを押すと、いろんなグラフの種類が表示されます。

その中のどれかを選ぶと、折れ線グラフが作成されます。

マーカー付きをの折れ線グラフにする場合は、マーカー付きを選択してください。

 

最小値を調整する方法

最小値を変更する場合は、数値軸を選択した状態で、右クリックして「軸の書式設定」を選びます。

そうすると右側に書式設定のエリアができるので、そこで最小値を変更することができます。

 

最小値を0にすると、変化が少ないように見えて、最小値を大きくすればするほど、変化が大きいように見えます。

最小値によって、グラフの見え方が全然変わってきますので、そのグラフの目的によって最小値を設定するようにしてください。

 

 

グラフの見栄えを変更する方法

折れ線グラフの線の色、線の種類を変更する際は、グラフの線を選択した状態で右クリックして、「データ系列の書式設定」を選択します。

右側に書式設定の欄ができますが、ここで「塗りつぶしと線」を選択して、ここで色を変更したり、線の太さを変更したりします。

白黒で印刷する場合は、色の違いが分からないので、線の種類を二重線にしたり、点線にしたりして、線の違いが分かるようにします。

 

目盛の部分に線を引きたい場合は、書式設定の「目盛」の欄を変更して区分線を作ります。

目盛の真上に各月の値を表示させたい場合は、「軸位置」を目盛にチェックします。

 

グラフ部分に値を表示させたい場合は、デザインタブを選択します。

(グラフを選択すると、デザインタブが作られます)

一番左の「グラフ要素を追加」をクリックして、「データラベル」を選択すると、値が表示されるようになります。

 

 

ワークの紹介

今回のワークは、とにかくグラフを作ってみようということで、各シートの折れ線グラフを作ってみてください。

 

今回は以上です。

 

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