こんにちは、「仕事を楽に回そう」デスクワークラボの吉井良平です。
今回は、連続するデータを処理する方法をマスターしましょう。
エクセルは表計算のソフトなので、表を作ることはよくあります。そして、表を作る際の連続したデータに関しては、効率的に処理する方法があります。
本格的にエクセルを使っていく前に、連続するデータの処理方法について知っておきましょう!
(この記事は、エクセル動画教室の第12回目です。記事の一覧は「無料オンライン動画教室もくじ」から確認できます。)
今回の動画
今回の教材
教材のエクセルファイルをダウンロードして、動画で紹介したワークをしてみてください。
ワークが無事できたら、次のレッスンに進みましょう。
↓ 次のレッスン ↓
文字の書き起こし
今回は、エクセル初級編の第12回「連続した値の取り扱い方法」です。
連続するデータを一気に処理する方法を知っておきましょう。
今回のレッスンの目的
今回のレッスンの目的は、「連続するデータの取り扱い方法を知る」です。
連続するデータの取り扱い方法を知ると、データを効率的に入力することができます。
連続するデータの処理が、なぜ重要なのか?
エクセルで表を作る際は、連続してデータを入れていきます。
エクセルは表計算のソフトなので、表を作ることがよくありますが、その時に連続したデータを入力することがあります。
例えば、通し番号(ID番号)だったり、日付や計算式などです。
値が連続していれば、一気に処理ができるということを、実際にエクセルを使っていく前に知っておきましょう。
では実際に、やっていきます。
連続するデータの入力方法
マウスをセルの右下に合わせてドラッグすると、連続したデータをコピーできます。
セルの右下の部分が、■になっていますね。ここにカーソルを合わせると、マウスポインタが細い十字(+)の状態になります。
この状態でグググググっとドラッグすると、連続してコピーされています。
数字・曜日・日付は自動的に連続した値を取得してくれる
数字、曜日、日付の場合は、データを2つ以上選択すると、自動的に連続した値を取得してくれます。
例えば、1と2が入力されているセル範囲を選択すると、エクセルが自動的に「次は3、その次は4だな」と判断してくれます。ということで、1と2のセル範囲を選択してドラッグすると、続き番号を入力することができます。
曜日も「月、火」と入力されていたら、「その次は水だな、その次は木だな」というように、エクセルが判断してくれます。
1月1日、1月2日ときたら、「その次は1月3日だな」というように判断してくれます。
文字の場合は、続きをエクセルが察してくれないので、ドラッグしても連続した値にはなりません。
隣に連続するデータがあれば、ダブルクリックでも大丈夫
隣に連続するデータがあれば、ドラッグをしなくても、ダブルクリックでコピーできます。
カーソルを右下の■に合わせて、ダブルクリックをすると、一気にコピーをすることができます。
ということで、できるだけ表は連続した状態で作った方が良い、とも言えます。
連続するデータの移動
表の中のセルをクリックして、マウスカーソルをセルの周囲に合わせると、マウスポインタが十字に矢印がついた状態になります。
この矢印になった状態でダブルクリックすると、連続するデータの一番端まで移動します。
下側の端に合わせると下側の端まで、右側の端に合わせると右側の端、上側だと上側、左側だと左側に移動します。
ダブルクリックだと少し面倒くさいので、Ctrlキーと矢印キーでも移動できます。
Ctrlキーを押しながら、下、右などを押すと、セルの端まで移動します。
連続するデータの範囲選択
先ほどはCtrlキーだけでしたが、これにShiftキーを加えると、範囲を選択することができます。
CtrlとShiftを押しながら矢印キーを押すと、範囲が選択されます。
Shiftキーを押しながら、セルの端をダブルクリックすることでも、範囲を指定することができます。
これも知っておいてください。
今回のワークの紹介
今回のワークは、実際に連続するデータを、ダブルクリックで行ってみてください。
今回のレッスンは以上です。