こんにちは、「仕事を楽に回そう」デスクワークラボの吉井良平です。
今回は、罫線(けいせん)を引く方法をマスターしましょう。
エクセルで作った表って、そのままだと少し見づらいですよね。特に資料として提出する表の場合には、見やすい表にしていくことが大事です。
作った表に罫線を引いていって、見る人にとって分かりやすい表にしていきましょう。
(この記事は、エクセル動画教室の第13回目です。記事の一覧は「無料オンライン動画教室もくじ」から確認できます。)
今回の動画
今回の教材
教材のエクセルファイルをダウンロードして、動画で紹介したワークをしてみてください。
ワークが無事できたら、次のレッスンに進みましょう。
↓ 次のレッスン ↓
文字の書き起こし
今回は、エクセル初級編の第13回「連続した値の取り扱い方法」です。
今までにいろいろ表を作ってきましたが、表を表らしくするために、罫線を引いていきましょう。
今回のレッスンの目的
今回のレッスンの目的は、「罫線を引くことができるようになる」です。
罫線というのは、表の周りにある、枠の線のことです。
その線を引くことができるようになると、分かりやすい表を作ることができます。
罫線の引き方:概論
罫線を引くためには、まず罫線を引く範囲を選択します。
その次に、右クリックをして、セルの書式設定から罫線を引きます。
慣れればいろんな種類の罫線を引くことができるようになるので、データの種類によって線を使い分けましょう。
会社に表作成のルールがあれば、それに準じてくださいね。
罫線の引き方:具体的に
罫線を引く範囲の選択は、これまでにやったように、
- マウスをドラッグする
- Shiftキーを押しながら方向キー
- ShiftキーとCtrlキーを押しながら、方向キー
- Ctrl+Aのショートカットキー
で選択します。
それから右クリックをして、「セルの書式設定」を選んで、そこから「罫線」タブをクリックして、罫線を引いていきます。
かんたんな罫線であれば、ホームタブのボタンからも引くことができます。
実際にやってみる
まず、表をドラッグして、右クリックします。
「セルの書式設定」を選択して、その中から「罫線」タブを選択します。
最初に線の種類を選んでから、どこに線を入れるのか、外枠、内側、左側、下側、右側、上側というように、線を入れる場所を選択して、OKを押します。
文字の場合は、続きをエクセルが察してくれないので、ドラッグしても連続した値にはなりません。
罫線の種類
一般的に、合計などの場合、合計されるセルと合計するセルの間は、二重線で分けます。
こうしておくと、見た人が「ここからここまでの合計が、ここの部分だな」ということが分かるようになります。
項目とデータの部分も、種類が違うので線の種類を分けます。
項目と実際のデータとの間は実線にして、データごとの間は破線にしたりします。
罫線を引く際の注意
罫線の種類は、あまり多くなるとかえって分かりにくくなるので、3~4種類にとどめておきましょう。
また、人が作った表も参考にして、分かりやすいやり方があれば取り入れていきましょう。
プレゼンなどの場合は、また違う線の引き方があります。
分かりやすい線を引くようにしましょう。
線の引き方によって、見る人が表から何かを読み解くスピードが全然違ってきます。
今回のワークの紹介
今回のワークは、実際に罫線を引いていってください。
印刷する時用に、簡易的な罫線をホームタブから引くことはあります。
セルの書式設定のウインドウは、ウインドウの上側をつかんでドラッグすると、移動させることができます。
今回のレッスンは以上です。